株価指数先物【昼】 25日線までの回復で自律反発として達成感
日経225先物は11時30分時点、前日比590円高の3万9570円(+1.51%)前後で推移。寄り付きは3万9430円と、シカゴ日経平均先物の清算値(3万9335円)を上回る形で、買い先行で始まった。その後節目の3万9500円を回復し、買い一巡後は3万9310円まで上げ幅を縮める場面も見られたが、ナイトセッションで付けた終値水準での底堅さが意識された。終盤にかけては再び上へのバイアスが強まり、一時3万9650円まで買われた。
日経225先物は、ナイトセッションでボリンジャーバンドの-1σを支持線としたリバウンドを見せ、日中取引で前週末に割り込んだ25日移動平均線(3万9620円)を捉えてきた。自律反発としては、達成感が意識されてくるだろう。25日線水準では戻り待ち狙いのショートも入りやすいと考えられ、25日線突破からの積極的なロングは控え、節目の3万9500円辺りでの押し目狙いのロング対応に向かわせよう。
なお、NT倍率は先物中心限月で14.44倍に上昇した。ただし、75日線が支持線として意識されているものの、前週末の値幅の範囲内での推移であり、NTショートを巻き戻す動きは強まっていない。バンドは下向きで推移しており、低下傾向が続く可能性もありそうだ。
株探ニュース