レーザーテクやアドテストは大幅安、米SOX指数安で半導体関連に下押し圧力
レーザーテック<6920>やアドバンテスト<6857>が大幅安となっている。日本時間18日の取引時間中に台湾積体電路製造(TSMC)<TSM>が発表した24年4~6月期の売上高見通しは市場のコンセンサスを上回る形となり、前日の半導体関連株に対するサポート要因となった。もっとも、TSMCは今年の半導体市場の成長率見通しを従来の予想から引き下げたとあって、米国市場においてエヌビディア<NVDA>やアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>は上昇したものの、半導体株全般への買いを誘う形にはならず、18日の米フィラデルフィア半導体株指数は1%を超す下落となっている。米利下げ観測の後退を受けて米長期金利に再び上昇圧力が掛かり、ハイテク株への逆風が吹くなか、東京市場で半導体セクターは売り直しの動きとなっている。東京エレクトロン<8035>やSCREENホールディングス<7735>、ディスコ<6146>も軟調に推移している。
最終更新日:2024年04月19日 09時25分