東京株式(前引け)=前日比237円高、買い一巡後は伸び悩む
10日前引けの日経平均株価は前日比237円65銭高の3万8311円63銭。前場のプライム市場の売買高概算は10億5936万株、売買代金概算は2兆8721億円。値上がり銘柄数は956、値下がり銘柄数は640、変わらずは52銘柄だった。
日経平均株価は反発。米利下げ期待を背景に前日のNYダウが7日続伸したことを受け、東京市場も買い先行の展開となり、日経平均株価の上昇幅は一時600円を超えた。ただ、上値では利益確定売りが膨らみ、買い一巡後は伸び悩む展開となった。海運や商社株などが高く、半導体関連や自動車株などが軟調。
個別銘柄では、ダイキン工業<6367>や川崎重工業<7012>、三菱重工業<7011>が高く、川崎汽船<9107>や日本郵船<9101>が値を上げた。三菱商事<8058>や三井物産<8031>が堅調で三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、任天堂<7974>が上昇した。半面、レーザーテック<6920>やディスコ<6146>、SCREENホールディングス<7735>が安く、トヨタ自動車<7203>や日産自動車<7201>が値を下げた。