メイコーがS高、25年3月期は37%営業増益で4円増配見通し
メイコー<6787>がストップ高の6120円に買われ年初来高値を更新している。前週末10日の取引終了後に発表した25年3月期連結業績予想で、売上高1950億円(前期比8.7%増)、営業利益160億円(同37.2%増)と3期ぶりの営業最高益更新を見込み、年間配当予想を前期比4円増の72円としたことが好感されている。
基板事業で車載向け基板が引き続き全体を牽引する見込み。また、スマートフォン向け基板でハイエンドスマホ向け基板の拡販に引き続き注力するほか、EMS事業で車載向けなどの受託開発型商品の拡販に注力することも寄与する見通し。更に、工場の自動化・省人化、歩留まり改善など生産性の改善を推進し収益性の一層の強化を図るとしている。
なお、24年3月期決算は、売上高1794億5800万円(前の期比7.3%増)、営業利益116億6000万円(同21.8%増)だった。