J-MAXが一時S安、25年3月期は62%営業減益で14円減配へ

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2024年5月13日 13時29分

J-MAX<3422>が急反落して一時ストップ安の418円に売られ、年初来安値を更新している。前週末10日の取引終了後に発表した25年3月期連結業績予想で、売上高470億円(前期比13.5%減)、営業利益4億円(同61.6%減)と大幅減益を見込み、年間配当予想を前期比14円減の4円としたことが嫌気されている。

アジアの自動車市場において、中国を中心に急速に電動化が加速しており、主要客先の減産が継続している状況を踏まえて、期末まで減産が継続すると想定した。なお、最終損益は中国拠点における構造改革費用などの計上で8億5000万円の赤字(前期10億2600万円の赤字)と赤字が続く見通しだ。

同時に発表した24年3月期決算は、売上高543億4700万円(前の期比3.8%増)、営業利益10億4100万円(同63.0%減)だった。原材料価格高騰分の価格転嫁や為替影響などにより増収となったが、海外拠点の生産減少や生産車種構成の変化などにより採算が悪化した。

出所:MINKABU PRESS

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