「ペロブスカイト太陽電池」が9位浮上、官民協議会を設置・開催へ<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「ペロブスカイト太陽電池」が9位と一気にトップテン圏内に浮上してきた。
齋藤健経済産業相が21日の閣議後記者会見で、ペロブスカイト太陽電池の官民協議会を今月下旬から開催する考えを明らかにした。経産省を含む約150の団体で同太陽電池の協議会を設置すると報道が出たことに関してコメントを求めた記者からの質問に答えた。導入目標や国際標準の策定などを検討し、官民連携のもと次世代太陽電池の分野で世界をリードしていく狙いだ。
ペロブスカイト太陽電池は薄くて軽く、曲げられるという特徴がある。重量制限のある屋根や建物の壁面など、従来のシリコン製のものでは難しかった場所にも設置でき、次世代型の太陽電池として注目されている。中国など海外での技術開発が活発化しており、日本も政府の支援を背景に早期実用化に向けた動きが進んでいる。
積水化学工業<4204>やパナソニック ホールディングス<6752>、カネカ<4118>、アイシン<7259>、リコー<7752>といった開発メーカーに注目。ペロブスカイト太陽電池の主原料であるヨウ素を生産する伊勢化学工業<4107>、K&Oエナジーグループ<1663>、同太陽電池の製造装置を手掛けるエヌ・ピー・シー<6255>も見逃せない。