伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月17日記)
日経平均株価は、本日の価格が6月14日の安値3万8554円を割れると、6月11日以降が上値、下値を切り下げる弱気パターンを形成して、弱気の流れを示します。
そうなると、4月19日以降の反発調が5月20日に終了して、5月20日以降が下降の流れへ入っているという見方が有力になります。
5月30日の安値3万7617円が押し目底になって、現在が上昇の流れへ入っているなら、本日は、寄り付き後、すぐに上昇を開始して、6月13日の高値3万9252円へ接近する程度まで上昇する公算です。
本日は、寄り付き後の価格がすぐに上昇するなら、強気の可能性を残しますが、そうならなければ、弱気有利と判断します。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。2月10日発売!最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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