モルフォがマド開け急騰演じる、2~4月期業績急回復受け投資資金が集中
モルフォ<3653>が急騰。1600円台前半のもみ合いをマドを開けて上放れ、1700円台半ばを横に走る75日移動平均線も一気にブレークする勢いを見せている。東京大学発のベンチャーで、スマートフォン向け手振れ防止用画像・動画処理ソフトのロイヤルティー収入を主力とする。車載分野やデジタルトランスフォーメーション(DX)の事業領域に傾注するが、海外売上高比率が過半を占めているのも特長で、中国・北米向けが好調で収益に貢献している。前週末14日取引終了後、24年10月期上期(23年11月~24年4月)決算は営業損益が1億100万円(前年同期は2億7700万円の赤字)と黒字に転換した。特に2~4月期が1億7400万円の黒字で足もと急改善基調にあり、これを材料視する投資資金を引き寄せている。