伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (6月19日記)
日経平均株価は現在が下降を開始する準備の動きへ入っているか、6月11日以降がはっきりとした下降の流れへ入っているかのどちらかが考えられます。
前者の場合でも、11日高値の3万9336円が強い抵抗になっているという見方は変わりませんが、目先的に3万9000円以上の上値の重さを再確認する時間を経過すると考えられます。目先、3万9336円を試す過程で、14日高値の3万9025円程度まで上昇する可能性があります。
現在が下降の流れの途中なら、17日に開けたギャップ上限3万8554円前後、または午前中の高値で強く上値を抑えられて、本日は陰線引けする展開になると考えられます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。2月10日発売!最新刊「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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