東証グロース市場250指数先物見通し：幕間つなぎ的な物色も
本日の東証グロース市場250指数先物は、5日移動平均線を意識した展開となりそうだ。前日24日の米国市場のダウ平均は260.88ドル高の39411.21ドル、ナスダック指数は192.54 pt安の17496.82 ptで取引を終了した。銀行やエネルギーなど、景気敏感株や出遅れ感のある銘柄への買いが支えたダウは終日堅調に推移。一方、先週に続きエヌビディアなど半導体銘柄の売りが重しとなったナスダックは下落。本日の東証グロース市場250指数先物は、5日移動平均線を意識した展開が予想される。直近は同移動平均線のサポート力が強いことから、下値での押し目買いも見込まれ、日経平均とは異なる動きとなりそうだ。国内では5月の工作機械受注、米国では6月の消費者信頼感指数の発表を控え、主力株が手掛けにくいことから新興市場に幕間つなぎ的な物色が向かう可能性もある。上値のメドは640pt、下値のメドは620ptとする。なお、夜間取引の東証グロース市場250指数先物は前営業日日中終値比1pt安の628ptで終えている。
《TY》