フォーバル---栃木県では初となる「認定ESGアドバイザー」を取得
フォーバル<8275>は25日、子会社の進駸堂販売が、一般社団法人中小企業個人情報セキュリティー推進協会(以下SP2)が提供する「ESGアドバイザー制度」において、14名が「認定ESGアドバイザー」の資格を取得したと発表。栃木県では初の認定となる。
進駸堂販売は小山市に153年にわたり事業を続けている。同社によると、教科書・書店が基盤の進駸堂販売だからこそ、社会変化や環境変化に取り残されることで生じる企業リスクや人的損失などの影響を深く理解し、時代の流れに沿って、早期に環境対応を進めてきたとしている。
近年、中小企業が抱える問題は、人手不足、デジタル化の遅れ、債務超過、後継者不在など多様化しており、これらを社会課題と捉え、解決・支援する有効な手段として、ESG経営の視点が注目されている。そんな中、多くの中小企業経営者が頭を悩ませているESGを考慮した経営・事業活動を、共に解決していきたいと考え、今回SP2の認証支援事業者に所属する従業者を対象に行われた先行試験を受け、全社員の「認定ESGアドバイザー」取得に至った。
「ESGアドバイザー」は、これから時代が求める企業のESG経営(持続可能な経営)において、ESG経営にかかる基礎知識を有していることを証する資格制度。
《SI》