フォーバル---資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応

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2024年6月28日 11時29分

フォーバル<8275>は27日、資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について発表した。

資本コストと資本収益性については、2024年3月期のROICは、可視化伴走型経営支援事業(アイコンサービス)が順調に進展したこと等税引き後営業利益の増加により前年同期比2.4%増となった。同社によると中小企業のESG経営支援の伴走型アドバイザーとして確固たる地位の確立を目指すことに投資を集中することで、資本コストを上回る資本収益性の継続的向上を目指すとしている。

市場評価については、同社は代表取締役が中心となって決算説明会等を通して株主・投資家と業績や今後の成長戦略に関する建設的な対話を行っているという。F-Japan戦略による企業価値を持続的に高め、株主・投資家との主体的かつ効果的な対話を行うことで市場評価を得られるよう引き続き努めるとしている。

配当・配当性向・純資産配当率については、同社は配当による株主への利益還元を重要な経営課題のひとつと認識しているが、加えて今後の事業計画、財務状況等、中長期的観点から内部留保と安定した成果配分、双方のバランスにも配慮して配当金を決定している。2024年3月期の配当は、同方針を踏まえ、前年と比較し1円増配の1株当たり28円とする。

《SI》

提供:フィスコ

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