東京株式(前引け)=前日比137円高、ザラ場の史上最高値を上回る
5日前引けの日経平均株価は前日比137円84銭高の4万1051円49銭。前場のプライム市場の売買高概算は8億395万株、売買代金概算は2兆157億円。値上がり銘柄数は426、値下がり銘柄数は1168、変わらずは51銘柄だった。
日経平均株価は値を上げてスタート。4万1100円まで上昇し、3月22日につけたザラ場の史上最高値(4万1087円75銭)を上回った。前日の米株式市場は独立記念日で休場だったが、欧州株式市場が上昇したことが好感された。ただ、前日に日経平均株価、TOPIXともに史上最高値を更新するなど足もとで急激な上昇を演じていることから、高値圏では利益確定売りも出て一時マイナス圏に転じる場面があった。しかし、下値には買いが入り売り一巡後は再びプラス圏に上昇した。
個別銘柄では、三菱重工業<7011>や川崎重工業<7012>、IHI<7013>が高く、ソフトバンクグループ<9984>やファーストリテイリング<9983>がしっかり。東京エレクトロン<8035>やSCREENホールディングス<7735>が値を上げた。メルカリ<4385>も高い。半面、ディスコ<6146>やアドバンテスト<6857>が軟調で三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>やトヨタ自動車<7203>、ホンダ<7267>が下落している。