サンエーが3日続落、第1四半期営業利益2ケタ増益も材料出尽くし感
サンエー<2659>が3日続落している。前週末5日の取引終了後に発表した第1四半期(3~5月)連結決算は、売上高576億6200万円(前年同期比3.7%増)、営業利益が41億3400万円(同16.6%増)となったものの、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。
沖縄県の個人消費や入域観光客数が前年同期を上回って推移しており、既存店売上高が堅調に推移した。また、販管費の伸びを抑制したことも寄与した。なお、25年2月期通期業績予想は、売上高2361億2000万円(前期比3.8%増)、営業利益166億7000万円(同1.3%増)の従来見通しを据え置いている。
同時に、8月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表した。投資単位当たりの金額を引き下げることで株式の流動性を高めることや、投資家層の更なる拡大を図ることが目的という。