ディスコは利食いこなし頑強、4~6月期営業9割増益観測が株価を刺激

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2024年7月10日 9時15分

ディスコ<6146>は売り買い錯綜のなかも頑強。前日は25日移動平均線を足場に上値追い基調を強めたが、きょうも利益確定売りをこなし強含みで推移している。業績は生成AI市場に照準を合わせた需要開拓が功を奏し、先端半導体向け切断装置や研磨装置などが好調で収益を牽引している。同社は今月4日に4~6月期の個別出荷額が前年同期比51%増の857億円と高水準の伸びを達成したことを発表している。また、直近では同社の同四半期の連結営業利益が前年同期比9割増と会社側計画を大幅に上回り、過去最高となったもようと、日本経済新聞が伝えており、これが株価を刺激している。前日の米国株市場ではフィラデルフィア半導体株指数(SOX指数)は小幅安だったが、同社株と株価連動性が高いとされるエヌビディア<NVDA>は続伸し、再び上場来高値を視界に捉えている。ディスコに対するマーケットの注目度も引き続き高い。

出所:MINKABU PRESS

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