日本プロセスが一時17%超の急騰で新高値、今5月期大幅増配でポジティブサプライズ
日本プロセス<9651>がカイ気配スタートで大幅高。前日に動意含みで大陽線をつけていたが、きょうは17%超の急騰を演じ一気に上げ足を加速、年初来高値を更新した。独立系のソフト開発企業で組み込み系を得意とし、電力・エネルギー関連や自動車向けで実績が高い。業績は順調な拡大を示しており、9日取引終了後に発表した24年5月期業績は営業利益が前の期比5%増の9億5600万円と3期連続増益を達成、続く25年5月期も前期比5%増の10億円を予想している。注目を呼んだのは今期の年間配当で、前期実績の38円から14円の大幅増配となる52円を計画、これがポジティブサプライズとなった。配当利回りは時価換算で3.8%前後と高水準だ。