HIOKIが反発、20万株を上限とする自社株買いを実施へ
HIOKI<6866>が反発している。9日の取引終了後、上限を20万株(発行済み株数の1.46%)、または10億円とする自社株買いを実施すると発表したことが好材料視されている。取得期間は7月17日から11月22日まで。株主への一層の利益還元と経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行を可能とするためとしている。
同時に24年12月期の連結業績予想について、売上高を420億円から400億円(前期比2.2%増)へ、営業利益を87億円から80億円(同0.6%増)へ、純利益を66億4000万円から63億6000万円(同0.5%増)へ下方修正した。現在、国内外の重点市場において設備投資が抑制されており、同社の計測器の需要にも影響が出ていることが要因としている。