ラウンドワンの上値指向鮮明、インバウンド効果に加え“酷暑”で追い風強まる
ラウンドワン<4680>が続伸、日経平均が大きく下値を模索するなか一時26円高の884円と上値指向を鮮明とし、今月4日につけた年初来高値909円奪回を視界にとらえている。ボウリングやカラオケなど屋内での複合エンターテインメント施設を展開、高水準のインバウンド消費(コト消費)などを取り込み、足もとの業績は好調に推移している。また、国内だけでなく米国でも出店に意欲的で業容拡大効果が発現している。営業利益は24年3月期の43%増益に続き、25年3月期も増益基調をキープし連続での過去最高更新が見込まれる状況。特に今年の夏は酷暑に見舞われており、屋外レジャーの需要が屋内に振り替わる傾向があるだけに、同社には一段と追い風が強い。