ディスコ、アドテストなど切り返し急、米エヌビディア関連に買い戻し加速
ディスコ<6146>が寄り付き大口の買い注文にカイ気配で始まり5日ぶりに大きく切り返す展開となっているほか、アドバンテスト<6857>も同じくカイ気配スタートで急反発に転じた。前日は欧州株市場で半導体セクターへの買い戻しが顕著だったことを受け、米国株市場でも同関連株への投資資金誘導が鮮明となった。特に先端半導体分野のシンボルストックであるエヌビディア<NVDA>が5%近い上昇で大きく上値を伸ばしており、これがハイテク株主導の戻り相場を牽引する形となった。エヌビディアは次世代半導体で中国向けモデルを準備しているとの観測が広がり、買い戻しが加速した。東京市場でも高性能GPU向けに半導体検査装置を納入するアドテストや、生成AI市場に照準を合わせた戦略を打ち出すディスコなど、エヌビディア関連に位置付けられる銘柄にショートカバーや押し目買いの動きが活発化している。