東京株式(前引け)=前日比188円高、自律反発狙いの買いが流入
26日前引けの日経平均株価は前日比188円10銭高の3万8057円61銭。前場のプライム市場の売買高概算は9億2805万株、売買代金概算は2兆2786億円。値上がり銘柄数は1162、値下がり銘柄数は420、変わらずは63銘柄だった。
日経平均株価は上昇。前日の米株式市場では、NYダウは3日ぶりに反発したものの、ハイテク株などは安くナスダック指数は下落した。このハイテク株安の流れを受け、日経平均株価は下落してスタートした。ただ、前日まで日経平均株価は7日続落と大幅安を演じていただけに、下値には自律反発狙いの買いが入り売り一巡後は上昇に転じ、3万8000円台を回復した。その後は再びマイナス圏に転じる場面があったが、前引けにかけ買い直された。
個別銘柄では、三菱重工業<7011>や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>、日立製作所<6501>が高く、富士通<6702>やキヤノン<7751>が急伸した。半面、東京エレクトロン<8035>やレーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>、ルネサスエレクトロニクス<6723>といった半導体関連株が下落。トヨタ自動車<7203>やソニーグループ<6758>も値を下げた。