ハートシードはカイ気配スタート、きょうグロース市場に新規上場
きょう東証グロース市場に新規上場したHeartseed<219A>は、公開価格と同じ1160円カイ気配でスタートした。
同社は、慶應義塾大学発の再生医療ベンチャーで、iPS細胞由来の心筋細胞の微小組織(心筋球)を心臓に移植する治療法である「心筋再生医療」を開発している。同治療法については、現在進行中の治験の承認後は、事業パートナーであるグローバル大手製薬企業のノボ・ノルディスク<NVO>と共にグローバル市場への展開に取り組む方針で、日本以外の全世界における臨床開発・製造・販売権をノボノルディスクへ付与する一方、国内では同社が製造販売権を保持。両者共同で商業化し、日本国内事業に関する収益を50対50でプロフィットシェアする事業提携スキームをとっている。公募株式数180万1700株のほか、オーバーアロットメントによる売り出し27万200株。主幹事はSMBC日興証券、SBI証券。