10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 28社【スタンダード】編 <割安株特集>
少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。
東証スタンダード上場企業では832銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比20%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。
下表は東証スタンダード上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)時価総額80億円以上、(3)今期経常利益が前期比20%以上増益、(4)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる28社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは6日現在)
7日(土)に配信した「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR【プライム】編」も併せてご覧ください。
最低投資 ┌ 経常利益┐
コード 銘柄 金額 増益率 今期 PBR
<5955> ヤマシナ 7100 25.6 500 0.84
<9980> MRKHLD 10500 62.1 1000 0.75
<7908> KIMOTO 24400 111 860 0.61
<1850> 南海辰村 29400 26.2 2050 0.53
<9380> 東海運 32400 403 765 0.53
<9514> エフオン 37900 189 1000 0.44
<6165> パンチ 42500 47.8 2100 0.54
<1848> 富士PS 44300 36.4 750 0.78
<7590> タカショー 46700 40.0 350 0.61
<3512> フエルト 49500 35.7 900 0.45
<7702> JMS 50000 452 800 0.29
<8289> オリンピック 50000 3429 1800 0.45
<7987> ナカバヤシ 52500 145.0 2460 0.53
<9067> 丸運 56600 33.5 940 0.65
<4409> 東邦化 56800 48.0 1100 0.61
<8920> 東祥 70200 22.0 5000 0.76
<1420> サンヨーH 70600 28.3 1200 0.55
<6373> 大同工 75500 196 2300 0.25
<3447> 信和 77200 129 1494 0.70
<1810> 松井建 78300 226 2500 0.47
<6203> 豊和工 78500 69.5 790 0.53
<7636> ハンズマン 80100 43.3 1565 0.62
<2877> 日東ベスト 80800 64.8 900 0.63
<4977> 新田ゼラチン 84000 25.9 3000 0.80
<3222> USMH 85700 22.0 8450 0.74
<1826> 佐田建 86200 505 1270 0.88
<7222> 日産車体 95400 547 9000 0.75
<1967> ヤマト 97000 41.6 3300 0.65
※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。
株探ニュース