サイバトラスが反発、富士通系サーバー・ストレージ開発会社と協業開始へ
サイバートラスト<4498>が4日ぶり反発。今月3日に2300円の年初来高値を形成後は下値模索の動きを強いられていたが、25日移動平均線との上方カイ離を解消したところで値ごろ感からの買いを引き寄せている。同社は認証・セキュリティーサービスを主力展開するほか、強みを持つLinuxでサーバーなどに使われるOS(基本ソフト)を手掛ける。組み込みと電子認証技術を融合したIoT事業にも傾注している。そうしたなか、18日取引終了後に富士通系のサーバー・ストレージ開発・販売会社のエフサステクノロジーズ(神奈川県川崎市)とLinux OSを利用したシステムのセキュアで安定した長期運用の実現に向けて協業を開始することを発表した。これを手掛かり材料に2000円近辺では押し目買いが優勢となっている。