安川電やツガミが大幅高、中国の景気刺激策の効果期待し機械株に見直し買い
安川電機<6506>とツガミ<6101>が急伸している。24日の取引時間中に中国人民銀行(中央銀行)が預金準備率を0.5%引き下げるとともに、7日物の売却条件付き債券購入金利(リバースレポ金利)を1.7%から1.5%に見直した。更に、住宅購入時の頭金規制の更なる緩和も発表。金融緩和と景気刺激策をセットで打ち出した。これを受け、同日の香港株と上海株は急騰。欧米の株式相場を支援する要因となった。海外市場を中心に中国景気が持ち直しに向かうとの見方が広がるなか、一晩経って東京市場では、中国景気の動向に左右されやすい機械株に対する見直し買いの動きが強まっている。ファナック<6954>やハーモニック・ドライブ・システムズ<6324>なども上昇。東証の業種別指数で「機械」は上昇率トップとなっている。