リブワーク Research Memo(8):2025年6月期は大幅増収増益で過去最高予想
■Lib Work<1431>の今後の見通し
● 2025年6月期の業績見通し
2025年6月期の連結業績予想は、売上高が前期比16.6%増の18,000百万円、営業利益は同61.4%増の800百万円、経常利益は同35.4%増の810百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同13.5%増の440百万円の大幅増収増益予想としている。売上高は5期連続で過去最高、営業利益と経常利益は3期ぶりに過去最高を更新する見込みだ。タクエーホームの回復を含めて受注が増加し、引渡数は15%程度の増加を見込んでいる。利益面では、幸の国木材工業を活用した木材価格削減効果やDXによる業務効率化効果なども寄与する見込みだ。なお半期別に見ると、上期は売上高8,900百万円、営業利益380百万円、経常利益390百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益210百万円、下期は売上高9,100百万円、営業利益420百万円、経常利益420百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益230百万円となる。季節要因もあり、下期偏重の計画としている。
なお、同社の業績を見るうえでの先行指標となる受注棟数と受注金額の四半期別前年同期比は、2024年6月期第1四半期が受注棟数135%で受注金額140%、第2四半期が受注棟数122%で受注金額129%、第3四半期が受注棟数105%で受注金額114%、第4四半期が受注棟数89%で受注金額101%だった。2022年6月期をボトムとして増加基調に転じており、2025年6月期も受注拡大が期待できると弊社では考えている。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 水田雅展)
《HN》