<動意株・17日>(大引け)=イオレ、ハートシードなど

材料
2024年10月17日 15時05分

イオレ<2334>=ストップ高。午前11時ごろ、GMOリサーチ&AI<3695>と採用DX領域で業務提携したと発表した。イオレが提供する運用型求人広告プラットフォーム「HRアドプラットフォーム」や求人検索エンジンの広告代理運用などのサービスと、GMOリAIが提供する採用人事向けリサーチサービス「GMO Ask for 採用DX」を組み合わせた採用支援を行う。これが材料視されている。

Heartseed<219A>=反発。16日取引終了後、24年10月期単独業績予想について売上高を1億5300万円から8億7400万円(前期比2.5倍)へ、営業損益を19億6500万円の赤字から10億5900万円の赤字(前期14億5900万円の赤字)へ上方修正すると発表。これを好感した買いが集まっている。デンマーク製薬大手ノボノルディスクとの全世界を対象とする独占的技術提携・ライセンス契約のもと、来期に見込んでいた開発マイルストンを今期に前倒しで達成したため。また、研究開発費が想定より抑えられたことも寄与する。

グリッド<5582>=上値追い鮮烈。電力の需給計画や海運の配船計画などの分野でAI技術を活用した計画最適化システムを展開しており、生成AI市場の拡大を背景に増設需要が浮き彫りとなっているデータセンター向けでビジネスチャンスが期待される。また、大手鉄道事業者向けでも計画最適化に絡む案件を数多く抱えており、今後も中期的に商機が高まる方向だ。鉄道事業者としては東京地下鉄<9023>が来週23日に東証プライム市場に新規上場する予定で、大型IPOとしてマーケットの関心を集めているが、「同社はその関連株の一角としても人気化素地が意識されているようだ」(国内投資顧問系ストラテジスト)という指摘もある。

REVOLUTION<8894>=ストップ高。16日の取引終了後、24年10月期の連結経常損益が4億2500万円の黒字になりそうだと発表。従来予想の3億8800万円の黒字(前期は4億800万円の赤字)から上方修正しており、これが好感されている。物件の売却や仲介案件が想定より進展したことを織り込んだ。特に東京都内の収益物件の確保、売却が進んだことによる収益性向上が主な要因という。また、前経営陣が進めていたプロジェクト物件は全て売却が決定し、東京都内での仲介による手数料収入などの獲得も見込んでいる。なお、同社株は10株から1株の株式併合により、きょうから株価が併合前の10倍になっている。

ネットプロテクションズホールディングス<7383>=上値指向で年初来高値更新。SMBC日興証券が16日付で同社の投資評価「1」を据え置き、目標株価は前回の400円から460円に引き上げたことが材料視されているようだ。レポートでは、与信コスト圧縮のイニシアチブを反映したことに伴う利益の上方修正を評価。今後も後払い決済サービス「atone」主導のB2C再成長や、順調な拡大を続けるB2BのGMVから利益拡大フェーズが期待できるとしている。

※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。 

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.