エムスリーは急反落、4~9月期営業減益を嫌気
エムスリー<2413>は急反落。30日取引終了後に4~9月期連結決算を発表。売上高は前年同期比7.8%増の1248億1900万円だったものの、営業利益が同16.1%減の289億8200万円で着地しており、これが売り材料視されている。
製薬企業の予算圧縮や新型コロナウイルス関連プロジェクトの減少影響で製薬マーケティング支援関連の売り上げが減少したメディカルプラットフォーム部門、新型コロナ関連の治験プロジェクトの貢献が減少したエビデンスソリューション部門が全体の足を引っ張った。人材サービスを手掛けるキャリアソリューション部門は好調だった。なお、通期の増収・営業増益見通しに変更はない。