東京株式(前引け)=反落、乱調展開で朝方急伸後に大幅安の場面も

市況
2024年11月7日 11時47分

7日前引けの日経平均株価は前営業日比158円80銭安の3万9321円87銭と反落。前場のプライム市場の売買高概算は14億3731万株、売買代金概算は3兆2501億円。値上がり銘柄数は1287、対して値下がり銘柄数は323、変わらずは34銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は朝方こそリスク選好の地合いだったが、その後に日経平均は軟化した。前日の米国株市場で主要株価指数が大きく上昇しており、それを引き継ぐ格好で一時400円超高に買われたものの、買い一巡後は一転して下値を探る展開となり450円あまり下落する場面も。前日に米株市場に先立って日経平均が買われていたことで、目先利益確定の動きが上値を押さえ、乱高下する展開を余儀なくされた。トランプ政権下でのアメリカ第一主義の復活に伴い、関税強化や安全保障面での不透明感が嫌気されている面もあるようだ。ただ、個別株は前引け時点でプライム上場銘柄の約78%が上昇している。

個別では売買代金トップのディスコ<6146>やレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>など半導体製造装置関連株が安い。三菱重工業<7011>、IHI<7013>なども売られた。ファーストリテイリング<9983>が安く、キーエンス<6861>も軟調。ニトリホールディングス<9843>も下落した。半面、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが堅調、トヨタ自動車<7203>も値を上げた。川崎重工業<7012>が高く、日立製作所<6501>も上値を追った。コカ・コーラ ボトラーズジャパンホールディングス<2579>、京王電鉄<9008>、シグマクシス・ホールディングス<6088>などが値を飛ばしている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.