東京株式(前引け)=続伸、米株高引き継ぎリスク選好続く

市況
2024年11月12日 11時47分

12日前引けの日経平均株価は前営業日比214円81銭高の3万9748円13銭と続伸。前場のプライム市場の売買高概算は10億9482万株、売買代金概算は2兆2873億円。値上がり銘柄数は1238、対して値下がり銘柄数は353、変わらずは52銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は買い優勢でスタートし、その後伸び悩む場面もあったが終始プラス圏で売り物をこなし、取引中盤に上値指向を強めた。前日の米国株市場では、トランプ次期政権下で打ち出される経済対策への期待感から、NYダウが300ドルを超える上昇で最高値を更新したのをはじめ、主要株価3指数がいずれも最高値圏で強調展開を示した。これを受けてきょう前場の東京市場でもリスクを取る動きが優勢だった。ただ米国では対中規制への警戒感から半導体関連株が売られており、東京市場でも同関連株には値を下げる銘柄が目立っている。なお、プライム市場全体では75%の銘柄が上昇した。

個別では三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>などメガバンクが高く、フジクラ<5803>もしっかり。古河電気工業<5801>の物色人気が際立っている。リクルートホールディングス<6098>が値を飛ばし、ルネサスエレクトロニクス<6723>も買いを集めた。このほかI-PEX<6640>の急騰が続いている。半面、ディスコ<6146>やレーザーテック<6920>、アドバンテスト<6857>など半導体主力株が軟調。日立製作所<6501>も冴えない。キーエンス<6861>が売られ、ディー・エヌ・エー<2432>も大きく下値を探った。アンビスホールディングス<7071>が急落、アルバック<6728>も大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.