インタースペース---24年9月期増収、パフォーマンスマーケティング・メディアともに売上高が伸長して着地

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2024年11月13日 14時25分

インタースペース<2122>は12日、2024年9月期連結決算を発表した。売上高が前期比8.6%増の79.09億円、営業利益が同29.8%減の5.55億円、経常利益が同46.0%減の4.90億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同89.8%減の0.59億円となった。

パフォーマンスマーケティング事業の売上高は前期比7.8%増の49.67億円、営業利益は同29.4%減の4.12億円となった。「アクセストレード」は、主要分野の金融やサービスにおいて堅調に推移したほか、注力しているEC分野の伸長が見られた。一方で、一部案件の予算縮小などの影響により、下期は伸び悩んだ。海外事業では、インドネシア現地法人のPT. INTERSPACE INDONESIAがEC分野を中心に伸長し、進出後初の単年度黒字化を達成した。また、ストアフロントでは、クラウドバックアップサービス「ポケットバックアップ」ならびに、2023年10月にサービスを開始した迷惑電話防止サービス「ダレカナブロック」のアプリ利用者が着実に増加した。

メディア事業の売上高は同9.8%増の29.42億円、営業利益は同30.9%減の1.43億円となった。「ママスタ」「ヨガジャーナル」「saita」などのコンテンツメディアでは、通期を通して収益の複線化施策やPV数の増加のためのコンテンツ拡充に取り組み、上期は比較的好調に推移し、下期は広告単価低迷の影響を受けた。また、比較・検討メディアでは、ユナイトプロジェクトが運営する学習塾ポータル「塾シル」において、人員の増強やSEO強化に向けたサイトの改善に注力した。

2025年9月期通期の連結業績予想については、売上高が前期比13.8%増の90.00億円、営業利益が同35.0%増の7.50億円、経常利益が同52.9%増の7.50億円、親会社株主に帰属する当期純利益が同572.0%増の4.00億円を見込んでいる。

《ST》

提供:フィスコ

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