「防衛」が4位にランク、ロシア核使用基準引き下げで地政学リスク意識<注目テーマ>

特集
2024年11月22日 12時20分

★人気テーマ・ベスト10

1  仮想通貨

2  データセンター

3  人工知能

4  防衛

5  半導体

6  エヌビディア関連

7  JPX日経400

8  生成AI

9  中国関連

10  TOPIXコア30

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で「防衛」が4位となっている。

米国では共和党候補のドナルド・トランプ氏が大統領選に勝利し、上下両院の過半数を共和党議員が占める結果となった。その後、国防長官には保守系メディアのFOXの司会者で、トランプ氏と良好な関係を持つピート・ヘグセス氏が就任する見通しとなっている。トランプ次期米政権下では、米国の同盟国に対し、防衛費の負担額を増やすよう更に圧力を掛けるようになるとみられている。台湾有事のリスクが意識されるなかで、日本政府も防衛面での一層の貢献を迫られることが予想される。

北方領土を巡って日本と対立関係にあるロシアは、ウクライナ戦争においてなお軍事侵攻を続けているが、ここに来て情勢は一段と激化しつつある。ウクライナ軍は米国が供与した地対地ミサイルや、イギリス製の長距離巡航ミサイルでロシア国内への攻撃に踏み切った。ロシア側は核ドクトリンを改定し、核兵器の使用基準を引き下げたうえで、新型中距離弾道ミサイルをウクライナに向けて発射している。これらと並行して、イスラエルとイランを巡る緊張状態も続いている。

地政学リスクの高まりと日本政府における中期的な防衛関連予算の拡大を巡る思惑を背景に、株式市場では防衛関連銘柄に対する注目度が高まった状態が続いている。22日の東京株式市場では、三菱重工業<7011>やIHI<7013>が底堅く推移し、カーリット<4275>やシンフォニア テクノロジー<6507>がしっかり。一方で、直近の上昇を受けて買い疲れ感のある銘柄もみられ、日本製鋼所<5631>は冴えない展開となっている。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.