「好配当」が27位にランクイン、新「NISA」絡みの投資マネー流入期待も<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で「好配当」が27位となっている。
2024年は新しい少額投資非課税制度(NISA)が始まった。新NISAでは非課税期間が恒久化されたほか投資枠が拡大されたが、年末に向けて年間投資枠を使い切ろうとする資金が株式市場に流入する、との期待が高まっている。また、新年に入ってからは新たなNISAの投資枠が使えることから、やはり新資金が入ってくることが見込まれている。NISA枠を使う資金は高い配当利回り銘柄を好む傾向があり、三菱商事<8058>など商社株や三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>など銀行株、日本郵船<9101>など海運株には年末・年始に向け一段の活躍期待が膨らんでいる。
また、12月期決算企業の配当権利取りも近づいている。今年は26日が権利付き最終日となるが、セプテーニ・ホールディングス<4293>やリリカラ<9827>、ワールドホールディングス<2429>、日本エアーテック<6291>、東京ソワール<8040>などの高配当利回り銘柄が注目されている。