本日注目すべき【好決算】銘柄 東建コーポ、ネオジャパン、萩原工業 (10日大引け後 発表分)
12月10日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。
東建コーポ <1766> [東証P] ★上期経常を88%上方修正、通期も増額
◆25年4月期上期(5-10月)の連結経常利益を従来予想の55.8億円→105億円に88.1%上方修正。建設事業で工事の進捗管理を徹底し早期着工や工期の短縮を実現したうえ、コスト削減を進めたことも利益を押し上げた。
併せて、通期の同利益も従来予想の144億円→196億円に35.6%上方修正。増益率が8.1%増→46.5%増に拡大する見通しとなった。
ネオジャパン <3921> [東証P] ★今期経常を19%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も3円増額
◆25年1月期の連結経常利益を従来予想の16.1億円→19.2億円に18.9%上方修正。増益率が17.7%増→40.0%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。ソフトウエア事業でクラウドサービスの価格改定を実施したほか、プロダクトの売り上げも堅調に推移したことが要因。各種費用が想定を下回ることも上振れに貢献する。
業績好調に伴い、年間配当を従来計画の28円→31円(前期は23円)に増額修正した。
萩原工業 <7856> [東証P] ★今期経常は14%増益、前期配当を10円増額・今期は5円増配へ
◆24年10月期の連結経常利益は前の期比2.7%減の21.9億円になったものの、続く25年10月期は前期比14.2%増の25億円に拡大する見通しとなった。今期は機械製品部門で紙スリッターやリサイクル機器の販売が拡大するほか、合成樹脂部門では産業資材が伸びる計画。
併せて、前期の年間配当を50円→60円(前の期は50円)に増額し、今期も前期比5円増の65円に増配する方針とした。配当利回りは4.56%に上昇。
株探ニュース