東京株式(前引け)=前日比254円安、半導体関連株など軟調
11日前引けの日経平均株価は前日比254円78銭安の3万9112円80銭。前場のプライム市場の売買高概算は7億7155万株、売買代金概算は1兆7596億円。値上がり銘柄数は604、値下がり銘柄数は969、変わらずは70銘柄だった。
日経平均株価は軟調。前日の米株式市場では、NYダウは154ドル安と4日続落しナスダック指数も続落した。米11月消費者物価指数(CPI)の発表を前に買いは手控えられた。米国株が下落した流れを受け、東京株式市場も売り先行となり半導体関連株などハイテク株が売られた。一方、防衛関連の大手重工が高く、保険や銀行などがしっかり。
個別銘柄では、ディスコ<6146>やレーザーテック<6920>、東京エレクトロン<8035>が安く、日立製作所<6501>も軟調。半面、川崎重工業<7012>やIHI<7013>、三菱重工業<7011>が高く、三菱UFJフィナンシャル・グループ<8306>や東京海上ホールディングス<8766>、SOMPOホールディングス<8630>がしっかり。