「自動運転車」が17位にランク、米ウェイモがGOなどと連携して都内で実証へ<注目テーマ>

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2024年12月19日 12時20分

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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「自動運転車」が17位となっている。

タクシー事業者などに配車システムを提供しているGO(東京都港区)は17日、米アルファベット<GOOG>傘下のウェイモ及び日本交通(東京都千代田区)と戦略的パートナーシップを締結したことを明らかにした。これはウェイモの自動運転技術「Waymo Driver」のテストを実施するためのもので、初期フェーズは2025年に東京都心から開始する予定。日本交通の乗務員がウェイモの車両を運転し、ウェイモの自動運転技術を東京の公道に導入するためのテストを行うという。

国内では23年4月施行の改正道路交通法で完全自動運転に近い「レベル4」が解禁され、さまざまな行政機関や民間企業が協力して体制の整備や道路・システムの研究開発が進められている。普及には安全性に対する懸念の払しょくが欠かせないが、10月31日にはトヨタ自動車<7203>と日本電信電話<9432>がモビリティ分野における人工知能(AI)や通信基盤を共同で構築することで合意したと発表した。

また、直近ではソリトンシステムズ<3040>と名古屋大学が共同で、自動運転の走行を遠隔の監視・操作者がボタン操作などの簡易な操作によっても補完・支援できる新しい遠隔型自動運転システムを開発したと発表。同社はMS&ADインシュアランスグループホールディングス<8725>傘下のあいおいニッセイ同和損害保険などと、オンデマンド型自動運転サービスの自動運転遠隔監視実証を共同で実施することも明らかにしている。

これ以外では、アイサンテクノロジー<4667>が愛知県名古屋市のガイドウェイバス志段味線(愛称:ゆとりーとライン)で検討されている自動運転技術を活用した新たなシステムの導入に向けた大型自動運転バスによる実証実験に参画することを公表。ヘッドウォータース<4011>は車載エッジAIエージェントを第一弾とした自動車業界向け生成AIサービスを強化する構えで、これにより障害物検知や衝突回避などの自動運転技術をより強化することが可能となるとしている。

出所:MINKABU PRESS

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