伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (1月6日記)
前週末の225先物期近が昨年末の値位置よりも下げているため、本日の日経平均株価は、寄り付き値が下放れて始まる公算です。
昨年9月下旬以降のもちあいの動きを継続中(または、昨年12月の高値4万0398円が戻り高値となって、下降の流れへ入っている)なら、本日は、寄り付き後、あまり上昇することなく、下降を開始すると考えられます。
昨年12月19日以降、もちあいを抜けて、新たな上昇の流れへ入っているなら、本日は、寄り付き後の価格が下げても、3万9500円前後で下値を支えられて、値を戻す動きになる公算です。
目先の価格が下げ得るなら、本日は、積極的に下げる動きになると考えられるので、本日、下値堅く推移する場合、上昇継続中の可能性が出てきます。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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