東証グロース市場250指数先物概況:資金シフトもあり3日続伸

市況
2025年1月9日 16時30分

1月9日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比3pt高の635pt。なお、高値は635pt、安値は625pt、日中取引高は3104枚。前日8日の米国市場のダウ平均は反発。雇用関連指標の強弱まちまちの結果を受け、寄り付き後、横ばい。9日がカーター元大統領の服喪の日で株式市場休場となるほか、今週末に控えている雇用統計発表待ちの調整売りが先行。さらに、長期金利の上昇に連れた売りに、下落に転じた。連邦準備制度理事会(FRB)が公表した連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨(12月開催分)で堅調な成長が続くとの参加者の見通しが示され、相場は下げ止まった。終盤にかけダウはプラス圏を回復、ナスダックは小幅下落と、まちまちで終了した。本日の東証グロース市場250指数先物は前営業日比3pt安の629ptからスタートした。朝方から午前中にかけては小安く推移したものの、14時頃から買い優勢で推移。押し目買い意欲の強さに加え、米連邦準備制度理事会(FRB)の今後の緩和方針後退を見込み、ドル買い地合いが続いたことで、出遅れているグロース市場には資金シフトも観測された。その後も、引けにかけて騰勢を強め、3日続伸となる635ptで取引を終了した。東証グロ-ス市場の主力株ではispace<9348>やハートシード<219A>などが上昇した。

《SK》

提供:フィスコ

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