新興市場銘柄ダイジェスト:スキー場開発は大幅反発、ハートシードが大幅反落

材料
2025年1月10日 16時40分

<4388> エーアイ 516 +7

反発。AI音声合成・音声認識を一体化したSDK(ソフトウェア開発キット)「組み込み型音声対話フレームワークSLFramework(仮)」評価版の提供を開始することを発表し、好材料視されている。SLFrameworkは、アプリケーションやサービスに対して音声での入出力を可能にする組み込み型SDKで、ユーザーの発話内容を認識してテキスト化する音声認識エンジンと、ユーザーへの応答テキストを読み上げる音声合成エンジンを1つのSDKとして提供する。製品版は25年中のリリースを目指す。

<6182> メタリアル 702 +5

反発。9日の取引終了後にSTUDIO55を子会社化したことを発表し、好材料視されている。STUDIO55は、VRを活用したハイクオリティなビジュアライゼーションなど、建築デザインのVR・CG・BIM分野において高度な専門技能と広範な顧客基盤を有し、業界内での堅固な実績と信頼を確立している。子会社化により、同社の最先端のAI技術とSTUDIO55の専門技能と顧客基盤を組み合わせたシナジー効果を生み出し、同分野において両社ともに飛躍的な成長を目指すとしている。

<6040> スキー場開発 1301 +102

大幅反発、年初来高値更新。9日の取引終了後にグループ月次速報を開示し、これを好感した買いが優勢となっている。24年12月のスキー場来場者数は、前年同月比22.4%増の24.0万人(前年同期19.6万人)と好調だった。訪日外国人旅行(インバウンド)の増加が追い風になっている模様。

<3624> アクセルM 201 +35

大幅反発。東京証券取引所が10日から同社株の信用取引による新規の売付け・買付けに係る委託保証金率を30%から50%以上(うち現金20%以上)にすると発表したことを受けて売りが先行も切り返している。日本証券金融も増担保金徴収措置の実施を発表し、同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を30%から50%(うち現金担保分20%)にするとしている。

<4978> リプロセル 106 +1

もみ合い。9日の取引終了後にQkineと販売代理店契約を締結したことを発表し、買いが先行するが上値は重い。同社および同社グループは、英国ケンブリッジに拠点を持つ高機能タンパク質の専門メーカーであるQkineと、代理店契約を締結した。同契約により、Qkineの製造する高品質な成長因子やサイトカインの販売展開が可能となる。Qkineの製品は動物由来原材料不使用、高純度、高活性といった特徴で高い評価を受けており、同社のネットワークを活用しながら全世界で販売を行うという。

<219A> ハートシード 3290 -465

大幅反落。東京証券取引所が10日から同社株の信用取引による新規の売付け・買付けに係る委託保証金率を30%から50%以上(うち現金20%以上)にすると発表したことを受けて続落している。また、日本証券金融も増担保金徴収措置の実施を発表し、同日以降、貸借取引自己取引分および非清算参加者ごとの清算取次貸借取引自己取引分の貸借担保金率を30%から50%(うち現金担保分20%)にするとしている。

《ST》

提供:フィスコ

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