<注目銘柄>=ペイクラウド、デジタルサイネージ関連事業が牽引
ペイクラウドホールディングス<4015>は14日、25年8月期第1四半期(24年9~11月)の連結決算を発表。営業利益は前年同期比3.0倍の1億5100万円となり、通期計画の5億円に対する進捗率は30%に達した。
前期にクラウドポイントを子会社化した効果などもあり、デジタルサイネージ関連事業が堅調に推移したことが好業績を牽引。多店舗展開する既存顧客の導入進捗、商業施設への大型LED表示機及びオフィスへのデジタルサイネージ導入などが旺盛だった。また、キャッシュレスサービス事業も既存顧客での独自Pay決済割合増加などを背景に好調だった。
会社側では第2四半期も想定通りに推移するとみており、時価は仕込み場と捉えたい。日足チャートでは25日移動平均線と75日移動平均線が接近しつつあり、ゴールデンクロスが実現すれば戻りに弾みがつきそうだ。(参)