<動意株・16日>(前引け)=ヘリオス、エクサWiz、Gモンスター
ヘリオス<4593>=大幅高で上値指向復帰。15日の取引終了後、開発中の急性呼吸窮迫症候群(ARDS)治療薬の条件及び期限付承認及び同承認に向けた臨床データパッケージの内容について、医薬品医療機器総合機構(PMDA)と概ね合意することができたと発表しており材料視されている。過去日米において行われた治験データをもって条件及び期限付承認を行い、今後米国を中心に行う第3相臨床試験のデータをもって承認を判断する方針について、PMDAと合意したという。同社ではこれを受けて、申請に向けた準備を進めるとしている。なお、同件による25年12月期業績への影響はないという。
エクサウィザーズ<4259>=5営業日ぶりに急反発。同社はきょうの取引開始前、グループ会社のExa Enterprise AIが手掛ける「exaBase IRアシスタント」が三菱重工業<7011>に導入されたことを明らかにしており、これが株価を刺激しているようだ。exaBase IRアシスタントは、IR面談の音声・動画データからAIによる面談議事録の生成からAIエージェントによる議事録の定量分析、質問傾向分析などを行うサービスと、各種IR文書などをデータソースとして、決算説明会、株主総会、各種説明会または記者会見などで想定される質問とそれらに対応する回答案を企業固有の情報を含む形でAIが自動生成するサービス。大手金融機関や総合商社、通信事業者、半導体企業など多様な業種の企業が採用している。
グリーンモンスター<157A>=一時ストップ高。15日取引終了後、金融教育ベンチャーのABCash Technologies(東京都渋谷区)と業務提携したと発表した。金融教育の普及を通じて、より多くの人が安心して資産形成に取り組める社会の実現を目指す。これが材料視されている。
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