「電線」が19位にランクイン、米AIデータセンター巨額投資で関心高まる<注目テーマ>
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みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「電線」が19位にランクインしている。
トランプ米大統領は21日、ソフトバンクグループ<9984>、オラクル<ORCL>、オープンAIの3社が合弁会社を設立し、米国にAI用データセンターを建設するのに今後4年間で最大5000億ドルを投資すると発表した。AIデータセンターに関しては、マイクロソフト<MSFT>が3日、25年6月期末までに800億ドルを投資すると発表したばかり。アルファベット<GOOGL>やアマゾン・ドット・コム<AMZN>なども世界各地にデータセンターを建設すると既に発表しており、IT大手による投資が活発化している。
こうした動きは昨年から始まっており、新たな話題が追加されたに過ぎないとの見方はあるものの、AIデータセンターに欠かすことのできない大量のデータを迅速かつ正確に伝送する光ケーブルの需要拡大が続くとの期待からテーマとしての「電線」には引き続き高い関心が寄せられている。この日の関連株の動きでは、住友電気工業<5802>、フジクラ<5803>はそろって反落し上昇一服。半面、古河電気工業<5801>はしっかりとなっている。