東京株式(前引け)=反発、米ハイテク株高に追随も上値に重さ

市況
2025年1月29日 11時46分

29日前引けの日経平均株価は前営業日比215円88銭高の3万9232円75銭と反発。前場のプライム市場の売買高概算は8億4443万株、売買代金概算は2兆2016億円。値上がり銘柄数は997、対して値下がり銘柄数は565、変わらずは78銘柄だった。

きょう前場の東京株式市場は、前日の米国株市場でナスダック総合株価指数が大きく切り返したことを受け過度な不安心理が和らぎ、空売りの買い戻しやリバウンド狙いの押し目買いが優勢となった。ただ、日経平均は朝方に400円以上水準を切り上げる場面があったが、その後は上値も重く上げ幅を縮小した。半導体関連の主力株などは買いが先行したものの、買い一巡後は値を消すものも多く全体相場の重荷となっている。値上がり銘柄数も1000に届かず、全体の6割を占めるにとどまっている。

個別では三菱重工業<7011>が高く、フジ・メディア・ホールディングス<4676>もしっかり。ソニーグループ<6758>が買いを集め、日立製作所<6501>も堅調。キーエンス<6861>も頑強な値動き。PKSHA Technology<3993>が値上がり率トップに買われ、Appier Group<4180>も値を飛ばした。半面、売買代金首位のフジクラ<5803>が売りに押されたほか、ディスコ<6146>が軟調、レーザーテック<6920>も冴えない。野村マイクロ・サイエンス<6254>、MARUWA<5344>が急落した。日清製粉グループ本社<2002>の下げも目立つ。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.