「宇宙開発関連」が15位にランク、文科省が戦略基金の第2期テーマを公表<注目テーマ>

特集
2025年3月13日 12時21分

★人気テーマ・ベスト10

1  防衛

2  円高メリット

3  ディフェンシブ

4  半導体

5  欧州関連

6  下水道

7  JPX日経400

8  親子上場

9  人工知能

10  仮想通貨

みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「宇宙開発関連」が15位となっている。

文部科学省は11日、宇宙戦略基金の推進に関する検討会を開いた。そのなかで、企業や大学の宇宙分野の技術開発を支援する「宇宙戦略基金」の第2期の実施方針の素案を公表し、計13の技術開発テーマが示された。

輸送分野は2テーマで、「スマート射場の実現に向けた基盤システム技術」に総額85億円程度、「有人宇宙輸送システムにおける安全確保の基盤技術」に総額100億円程度を支援。新たな宇宙輸送ビジネスの創出や非宇宙分野のプレーヤーの宇宙分野への参入促進を目指し、新たな宇宙輸送システムに対応するための基盤技術の獲得や、民間事業化を見据えた打ち上げに係る地上システムの運用効率化に向けた技術開発に重点的に取り組む構え。

衛星などの分野は、異なる地球周回軌道の間を移動できる軌道間輸送機の開発など4テーマで総額605億円。このほか、探査などの分野は5テーマで総額505億円、分野共通は2テーマで総額210億円となっている。

宇宙活動は安全保障上の重要性はもちろんのこと、防災・減災、気象予測、農業、自動運転などさまざまな産業や国民生活に恩恵をもたらすことから民間企業の動きも活発化している。直近では旭化成<3407>がスタートアップの将来宇宙輸送システム(東京都中央区)と包括連携協定を結んだことを明らかにし、旭化成の施設・設備を利用したロケットエンジン開発などを行うとしている。

また、ispace<9348>は4日に航行中の月着陸船が日本時間6月6日に着陸する予定だと発表。アストロスケールホールディングス<186A>は2月27日、防衛省から機動対応宇宙システム実証機の試作を受注したと発表している。

出所:MINKABU PRESS

人気ニュースアクセスランキング 直近8時間

プレミアム会員限定コラム

お勧めコラム・特集

株探からのお知らせ

過去のお知らせを見る
株探プレミアムとは

日本株

米国株

PC版を表示
【当サイトで提供する情報について】
当サイト「株探(かぶたん)」で提供する情報は投資勧誘または投資に関する助言をすることを目的としておりません。
投資の決定は、ご自身の判断でなされますようお願いいたします。
当サイトにおけるデータは、東京証券取引所、大阪取引所、名古屋証券取引所、JPX総研、ジャパンネクスト証券、China Investment Information Services、CME Group Inc. 等からの情報の提供を受けております。
日経平均株価の著作権は日本経済新聞社に帰属します。
株探に掲載される株価チャートは、その銘柄の過去の株価推移を確認する用途で掲載しているものであり、その銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
決算を扱う記事における「サプライズ決算」とは、決算情報として注目に値するかという観点から、発表された決算のサプライズ度(当該会社の本決算か各四半期であるか、業績予想の修正か配当予想の修正であるか、及びそこで発表された決算結果ならびに当該会社が過去に公表した業績予想・配当予想との比較及び過去の決算との比較を数値化し判定)が高い銘柄であり、また「サプライズ順」はサプライズ度に基づいた順番で決算情報を掲載しているものであり、記事に掲載されている各銘柄の将来の価値の動向を示唆あるいは保証するものではなく、また、売買を推奨するものではありません。
(C) MINKABU THE INFONOID, Inc.