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話題株ピックアップ【昼刊】:トーホー、JEH、ビジョナル

注目
2025年3月14日 11時41分

■トーホー <8142>  3,235円  +485 円 (+17.6%) 一時ストップ高   11:30現在  東証プライム 上昇率トップ

トーホー<8142>が急反発している。同社は13日取引終了後、26年1月期通期の連結業績予想を公表。営業利益の見通しを前期比9.4%増の82億円としていることや、年間配当計画を前期比25円増配の150円としていることが好感されているようだ。売上高は同2.7%増の2530億円を見込む。食品スーパー事業から撤退した影響があるものの、インバウンド需要の拡大などを背景に既存事業は堅調に推移すると想定している。

■JEH <5889>  2,604円  +370 円 (+16.6%)  11:30現在

Japan Eyewear Holdings<5889>が5連騰している。13日の取引終了後に発表した26年1月期連結業績予想で、売上高190億5000万円(前期比14.3%増)、営業利益62億円(同16.4%増)、純利益40億円(同0.1%増)を見込み、年間配当予想を前期比18円増の84円としたことが好感されている。「金子眼鏡」「999.9(フォーナインズ)」合計で国内に5店舗以上の新規出店を予定しているほか、中国及び周辺諸国に3店舗以上の新規出店を予定する。また、両ブランドにおいて価格改定を実施し、売上高・利益の伸長を見込む。なお、25年1月期決算は、売上高166億6600万円(前の期比23.2%増)、営業利益53億2800万円(同44.0%増)、純利益39億9400万円(同80.2%増)だった。同時に、30年1月期に売上高280億円、営業利益100億円を目指す中期経営計画を発表した。日本国内における成長に加えて、海外顧客向けの売り上げを伸ばすことを成長の柱としており、海外売上高比率45.0%以上(25年1月期31.7%)を目指す。また、株主への還元を積極的に行うとしている。

■ビジョナル <4194>  7,630円  +821 円 (+12.1%) 一時ストップ高   11:30現在  東証プライム 上昇率2位

ビジョナル<4194>が急反発している。13日の取引終了後に発表した1月中間期連結決算が、売上高369億3000万円(前年同期比17.5%増)、営業利益102億2400万円(同4.4%増)、純利益75億4900万円(同4.7%増)と増収増益だったことが好感されている。プロフェッショナル人材への企業の採用ニーズや求職者の動向が好調であり、主力のBizReach事業の売上高が同16.8%増の321億2900万円と計画の範囲内ではあるが上限で進捗した。また、HRMOS事業では1月末に「社内版ビズリーチ by HRMOS」のプロモーションを開始したことなどが寄与し売上高は同36.6%増の23億8300万円と伸長し、営業損益も黒字化に向けて順調に進捗しているという。なお、25年7月期通期業績予想は、売上高764億円(前期比15.5%増)、営業利益191億5000万円(同7.4%増)、純利益134億7000万円(同3.7%増)の従来見通しを据え置いている。

■シーイーシー <9692>  2,146円  +199 円 (+10.2%)  11:30現在  東証プライム 上昇率3位

シーイーシー<9692>が急反発した。システムインテグレーターの同社は13日の取引終了後、25年1月期の連結決算発表にあわせ、取得総数120万株(自己株式を除く発行済み株式総数の3.74%)、取得総額20億円を上限とする自社株買いの実施を発表。株主還元姿勢が評価されたようだ。自社株の取得期間は3月14日から10月31日まで。取得した全株式を26年1月16日に消却する。26年1月期は売上高で前期比7.6%増の605億円、経常利益で同0.2%増の68億2000万円、最終利益で同21.3%増の49億円を計画。年間配当予想は同10円増配の65円とした。給与水準の引き上げなど人材投資の拡大などを見込みつつ、経常利益は微増ながら前期に続き過去最高益の更新を予想する。25年1月期の売上高は前の期比5.8%増の562億800万円、経常利益は同6.2%増の68億700万円、最終利益は同11.0%減の40億4000万円だった。

■巴工業 <6309>  4,210円  +310 円 (+8.0%)  11:30現在  東証プライム 上昇率4位

巴工業<6309>は大幅高。13日取引終了後に24年11月~25年1月期連結決算を発表。売上高が前年同期比24.3%増の150億8600万円、営業利益が同60.1%増の17億9300万円と好調だった。国内外の需要を背景に機械製造販売事業が急拡大したほか、化学工業製品販売事業でも鉱産関連の建材・自動車用途向けを中心に売り上げを伸ばした。通期の増収増益見通しに変更はない。好決算を評価した買いが入っている。

■日産東HD <8291>  524円  +24 円 (+4.8%)  11:30現在

日産東京販売ホールディングス<8291>が7連騰している。13日の取引終了後に関東財務局に提出された大量保有報告書で、イギリスに本拠を置く投資会社ニッポン・アクティブ・バリュー・ファンドとその共同保有者による株式保有割合が5.02%と新たに5%を超えたことが判明しており、需給思惑的な買いが入っているようだ。保有目的は、投資及び経営陣に対する経営の助言並びに状況に応じて重要提案行為などを行うこととしており、報告義務発生日は3月6日となっている。

■キヤノン <7751>  4,891円  +151 円 (+3.2%)  11:30現在

キヤノン<7751>が6日ぶり反発。13日の取引終了後に今期2回目となる自社株買いを実施すると発表したことが好感されている。上限を2600万株(発行済み株数の2.81%)、または1000億円としており、取得期間は3月14日から来年1月30日まで。立会取引市場における市場買い付けのほか、東京証券取引所の自己株式立会外買付(ToSTNet-3)により取得する。

■新晃工業 <6458>  1,259円  +32 円 (+2.6%)  11:30現在

新晃工業<6458>は4日続伸。13日取引終了後、2030年満期ユーロ円建て取得条項付き転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行し、手取り金約60億円を調達すると発表した。全額を26年3月末までに自己株式取得資金に充てるとしており、これが買い材料視されているようだ。これに伴い、取得上限700万株(自己株式を除く発行済み株数の9.64%)、または60億円とする自社株買いの実施をあわせて発表した。期間は3月14日から来年3月13日まで。

■SPDR <1326>  40,880円  +840 円 (+2.1%)  11:30現在

SPDRゴールド・シェア<1326>やNEXT FUNDS 金価格連動型上場投信<1328>、純金上場信託(現物国内保管型)<1540>といった金ETFが高い。13日のニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物相場は、4月限が前日比44.5ドル高の1トロイオンス=2991.3ドルに上昇。一時、初の3000ドル台に乗せている。トランプ米政権による関税政策に対する警戒感が高まり、米株式市場が調整色を濃くするなか安全資産である金に対する見直し買いが強まっている。

■マルゼン <5982>  3,145円  +25 円 (+0.8%)  11:30現在

マルゼン<5982>が5日続伸している。13日の取引終了後、集計中の25年2月期連結業績について、売上高が従来予想の600億円から642億5000万円(前の期比6.0%増)へ、営業利益が49億円から61億円(同25.6%増)へ、純利益が37億5000万円から46億円(同24.1%増)へ上振れて着地したようだと発表したことが好感されている。製品価格の値上げが浸透したことや営業部門による荒利改善活動などが奏功した。

■セイコーエプソン <6724>  2,484円  +18.5 円 (+0.8%)  11:30現在

セイコーエプソン<6724>がしっかり。13日の取引終了後、自社株1137万2200株(発行済み株数の2.95%)を3月28日付で消却すると発表しており、好材料視されている。なお、消却後の発行済み株数は3億7357万3152株となる。

■ビーマップ <4316>  424円  +71 円 (+20.1%) 一時ストップ高   11:30現在

ビーマップ<4316>が大幅高となっている。同社は13日、NTTブロードバンドプラットフォーム(東京都千代田区、NTTBP)が2月21日から提供を開始したOpenRoamingに対応するためのプラットフォーム基盤の開発に協力したことを明らかにしており、これが材料視されているようだ。OpenRoamingは国際的な無線LANローミング基盤で、同社は今回のOpenRoamingを利用したプラットフォーム基盤の開発で「IdP基盤を利用した認証機能」「スマートフォンアプリのJapan Wi-Fi auto-connectのOpenRoaming接続・認証」の開発に協力。また、引き続き今後の運用にも協力するとしている。

■HOUSEI <5035>  633円  +100 円 (+18.8%) ストップ高   11:30現在

HOUSEI<5035>がカイ気配で始まる人気となった。ここ商いを伴い動兆著しいが、きょうは5日移動平均線を足場にマドを開けて上放れている。新聞や出版などの紙媒体を主要顧客にシステム開発や運用などを手掛ける。人工知能(AI)分野にも傾注している。13日取引終了後、生成AIローコード開発プラットフォーム「imprai」がGoogleドライブやBoxとのAPI連携に対応したことを発表した。これを目先の手掛かり材料に短期資金が攻勢をかけている。

■POPER <5134>  898円  +80 円 (+9.8%)  11:30現在

POPER<5134>が大幅続伸し、昨年来高値を更新した。同社は13日取引終了後、25年10月期第1四半期(24年11月~25年1月)の単独決算を発表。営業利益は前年同期比5.2倍の6300万円となり、通期計画の1億円に対する進捗率は63.0%となった。売上高は同48.8%増の3億4400万円で着地。主力サービスである「Comiru」が、効果的なマーケティング活動により中小規模の学習塾を中心とする新規顧客の導入が好調に推移していることなどが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

■リボミック <4591>  123円  +10 円 (+8.9%)  11:30現在

リボミック<4591>が大幅反発している。13日の取引終了後、抗TGF-β1アプタマーに関する物質特許について、日本国特許庁から特許査定を受領したと発表しており、好材料視されている。TGF-β1は、細胞の増殖、分化、遊走など多岐にわたる細胞機能を制御するタンパク質で、生体の正常発達や恒常性維持、病態の進行に影響を持つ重要な因子であり、がんの進行や転移に関与していることが知られている。TGF-β1に対する特異的かつ強い阻害剤は、悪性新生物や線維症などの新たな治療薬としての応用が期待されているという。

■ぷらっとホーム <6836>  3,835円  +700 円 (+22.3%) ストップ高買い気配   11:30現在

ぷらっとホーム<6836>はストップ高の3835円水準でカイ気配となっている。13日の取引終了後、3月31日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表したことが好感されている。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資家がより投資しやすい環境を整え、株式の流動性を高め株価の安定を図るとともに、投資家層の拡大を図ることを目的としている。

■トラースOP <6696>  552円  +80 円 (+16.9%) ストップ高買い気配   11:30現在

トラース・オン・プロダクト<6696>はカイ気配スタート。13日取引終了後、26年1月期単独業績予想について売上高を5億7600万円(前期比40.0%増)、営業利益を1100万円(同2.3倍)と発表。これを好感した買いが膨らんでいる。AI電力削減ソリューション「AIrux8」、小売り向けDX店舗活性プロダクト「店舗の星」といったSaaS月額課金型サービス、STB(セットトップボックス)などの販売拡大を目指す。配当予想は無配継続とした。同時に発表した25年1月期決算は売上高が4億1100万円(前の期比32.3%増)、営業利益が500万円(前の期6900万円の赤字)だった。「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載は解消した。あわせて、デジタルサイネージプラットフォーム「CELDIS(セルディス)」について、NTTドコモが運営するドコモショップ約2000店舗へ導入されることが決定したと明らかにした。今第1四半期以降、売り上げ計上を順次予定している。同件は今期予想に含めている。

●ストップ高銘柄

シキノハイテック <6614>  1,383円  +300 円 (+27.7%) ストップ高   11:30現在

バリュークリエーション <9238>  1,414円  +300 円 (+26.9%) ストップ高   11:30現在

エコモット <3987>  492円  +80 円 (+19.4%) ストップ高   11:30現在

など、6銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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