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話題株ピックアップ【夕刊】(3):Eインフィニ、メディア総研、ビーマップ

注目
2025年3月14日 15時50分

■アースインフィニティ <7692>  115円  +30 円 (+35.3%) ストップ高   本日終値

アースインフィニティ<7692>が後場急伸し、ストップ高まで買われた。同社はきょう正午ごろ、25年7月期通期の単独業績予想を修正。営業利益の見通しは従来の4億2000万円から5億7900万円(前期比2.1倍)に引き上げた。売上高予想も60億6100万円から65億7700万円(同31.5%増)に上方修正。上期で新規顧客獲得の強化に尽力し、契約件数が順調に積み上がっていることが主な要因だとしている。

■メディア総研 <9242>  1,520円  +300 円 (+24.6%) ストップ高   本日終値

メディア総研<9242>が後場急騰。午後3時ごろ、25年7月期の連結業績予想について、営業利益を2億100万円から2億9100万円(前期比53.4%増)へ上方終始したことが好感された。売上高は15億4300万円(同33.6%増)の従来見通しを据え置いたものの、理工系イベントの販売価格見直しなどによる収益性の改善に加えて、生成AIの導入、人員計画及び販促計画の見直しなどでコストを抑制したことが寄与する。なお、同時に発表した1月中間期決算は、売上高11億6200万円(前年同期比50.8%増)、営業利益4億9400万円(同87.4%増)だった。

■ビーマップ <4316>  433円  +80 円 (+22.7%) ストップ高   本日終値

ビーマップ<4316>が大幅高。同社は13日、NTTブロードバンドプラットフォーム(東京都千代田区、NTTBP)が2月21日から提供を開始したOpenRoamingに対応するためのプラットフォーム基盤の開発に協力したことを明らかにしており、これが材料視されたようだ。OpenRoamingは国際的な無線LANローミング基盤で、同社は今回のOpenRoamingを利用したプラットフォーム基盤の開発で「IdP基盤を利用した認証機能」「スマートフォンアプリのJapan Wi-Fi auto-connectのOpenRoaming接続・認証」の開発に協力。また、引き続き今後の運用にも協力するとしている。

■ぷらっとホーム <6836>  3,835円  +700 円 (+22.3%) ストップ高   本日終値

ぷらっとホーム<6836>はストップ高。13日の取引終了後、3月31日を基準日として1株を3株に株式分割すると発表したことが好感された。投資単位当たりの金額を引き下げることで投資家がより投資しやすい環境を整え、株式の流動性を高め株価の安定を図るとともに、投資家層の拡大を図ることを目的としている。

■HOUSEI <5035>  633円  +100 円 (+18.8%) ストップ高   本日終値

HOUSEI<5035>が急騰。新聞や出版などの紙媒体を主要顧客にシステム開発や運用などを手掛ける。人工知能(AI)分野にも傾注している。13日取引終了後、生成AIローコード開発プラットフォーム「imprai」がGoogleドライブやBoxとのAPI連携に対応したことを発表した。これを目先の手掛かり材料に短期資金が攻勢をかけた。

■トラースOP <6696>  552円  +80 円 (+17.0%) ストップ高   本日終値

トラース・オン・プロダクト<6696>はストップ高。13日取引終了後、26年1月期単独業績予想について売上高を5億7600万円(前期比40.0%増)、営業利益を1100万円(同2.3倍)と発表。これを好感した買いが膨らんだ。AI電力削減ソリューション「AIrux8」、小売り向けDX店舗活性プロダクト「店舗の星」といったSaaS月額課金型サービス、STB(セットトップボックス)などの販売拡大を目指す。配当予想は無配継続とした。同時に発表した25年1月期決算は売上高が4億1100万円(前の期比32.3%増)、営業利益が500万円(前の期6900万円の赤字)だった。「継続企業の前提に関する重要事象等」の記載は解消した。あわせて、デジタルサイネージプラットフォーム「CELDIS(セルディス)」について、NTTドコモが運営するドコモショップ約2000店舗へ導入されることが決定したと明らかにした。今第1四半期以降、売り上げ計上を順次予定している。同件は今期予想に含めている。

■アドバンRM <8769>  779円  +93 円 (+13.6%)  本日終値

アドバンテッジリスクマネジメント<8769>が急反発。この日の朝日新聞電子版で「働き手のストレス状態を調べる『ストレスチェック』がすべての企業に義務づけられる」と報じられたことを受けて、メンタリティマネジメント大手の同社に思惑的な買いが入ったようだ。記事によると、実施対象を従業員50人未満の零細企業にも広げて職場環境の改善を促す内容を盛り込んだ労働安全衛生法の改正案が14日に閣議決定されたとしており、今国会で改正法が成立すれば、公布から3年以内に施行される予定としている。

■はてな <3930>  1,402円  +157 円 (+12.6%)  本日終値

はてな<3930>が続急伸し昨年来高値を更新した。14日正午に25年7月期第2四半期累計(24年8月~25年1月)の単体決算を発表。売上高は前年同期比21.1%増の19億6400万円、営業利益は同13倍の2億2400万円となった。業況を好感した買いが後場に入り、株価を押し上げた。大型マンガ誌アプリ「少年ジャンプ+」の運用が順調に推移し、テクノロジーソリューションサービス部門において受託サービスの売上高が大きく伸びた。上半期にはマンガアプリ対応ビューアー「GigaViewer for Web」で新たに1媒体への導入を果たしたほか、平均4%の値上げに踏み切ったサーバー監視サービス「Mackerel」において値上げ起因の顧客離れを抑えたことも奏功した。

■石井表記 <6336>  570円  +63 円 (+12.4%)  本日終値

石井表記<6336>が後場急伸。午後2時ごろに発表した25年1月期連結決算で、営業利益が9億700万円(前の期比42.6%減)と減益ながら従来予想の7億3200万円を上回って着地したことに加えて、26年1月期連結業績予想でも同11億8500万円(前期比30.6%増)と大幅増益を見込むことが好感された。売上高は157億1200万円(同6.0%増)を見込む。液晶パネル向けの配向膜塗布装置は販売減少を見込む一方、プリント基板・機能性材料製造装置及び産業用機械向け操作パネルの販売増加を見込む。また、フィリピン子会社で顧客の需要拡大を想定し増収増益を予想していることも寄与する。同時に、上限を20万8000株(発行済み株数の2.55%)、または1億円とする自社株買いを発表したことも好材料視されている。取得期間は3月17日から10月17日までで、株主還元の充実並びに資本効率の向上を図るためとしている。

■POPER <5134>  913円  +95 円 (+11.6%)  本日終値

POPER<5134>が大幅続伸し、昨年来高値を更新した。同社は13日取引終了後、25年10月期第1四半期(24年11月~25年1月)の単独決算を発表。営業利益は前年同期比5.2倍の6300万円となり、通期計画の1億円に対する進捗率は63.0%となった。売上高は同48.8%増の3億4400万円で着地。主力サービスである「Comiru」が、効果的なマーケティング活動により中小規模の学習塾を中心とする新規顧客の導入が好調に推移していることなどが寄与した。なお、通期業績予想については従来計画を据え置いている。

●ストップ高銘柄

シキノハイテック <6614>  1,383円  +300 円 (+27.7%) ストップ高   本日終値

バリュークリエーション <9238>  1,414円  +300 円 (+26.9%) ストップ高   本日終値

エコモット <3987>  492円  +80 円 (+19.4%) ストップ高   本日終値

ジィ・シィ企画 <4073>  926円  +150 円 (+19.3%) ストップ高   本日終値

インタートレード <3747>  661円  +100 円 (+17.8%) ストップ高   本日終値

など、12銘柄

●ストップ安銘柄

なし

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