伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (4月4日記)
日経平均株価は昨年12月27日以降がはっきりとした下げの流れを作り、3月26日以降、勢いが強く下げ幅の大きな動きへ入っています。
現在の下げの下値の目安は、3万3754円(3月11日安値3万5987円から3月26日高値3万8220円への上げ幅を、3月11日安値から下に取る)を大きく下回る水準になります。
下値の目安へ到達して一時的にせよ値を戻す動きになる可能性があるなら、本日の安値が押し目になって、来週以降、反発調になると考えられます。
本日の安値が押し目にならなければ、来週は下げの流れを継続して、昨年8月の安値3万1156円以下へ一気に下げる可能性が出てきます。
本日に押し目をつける動きになる場合、本日は3万3000円前後、または3万3000円以下へ一気に下げた後、値を戻す動きになる公算です。
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【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
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