ＰＣＮＥＴは後場上げ幅拡大、第３四半期営業利益が３１％増で着地
パシフィックネット<3021>は後場上げ幅を拡大している。午後０時３０分ごろに発表した第３四半期累計（２４年６月～２５年２月）連結決算が、売上高５８億１２００万円（前年同期比１７．８％増）、営業利益５億２８００万円（同３１．０％増）、純利益３億１８００万円（同２３．８％増）と大幅増収増益となったことが好感されている。
パソコンサブスクリプションのニーズの高まりを受け、ＩＴ機器のサブスクリプションサービスを提供するＩＴサブスクリプション事業が順調に拡大したほか、使用済みパソコンなどのデータ消去・適正処理サービスを提供するＩＴＡＤ事業もＯＳ更新に伴う入れ替え需要を追い風に、採算性の高い使用済みパソコンの確保とサービス収益の拡大を受けて増収増益となった。
なお、２５年５月期通期業績予想は売上高７８億円（前期比１２．７％増）、営業利益７億７０００万円（同１７．０％増）、純利益４億７７００万円（同１０．４％増）の従来見通しを据え置いている。
