「大阪万博」が7位にランク、開幕後は連日メディアで取り上げられる<注目テーマ>
★人気テーマ・ベスト10
1 円高メリット
2 半導体
3 半導体製造装置
4 ディフェンシブ
5 防衛
6 不動産関連
7 大阪万博
9 人工知能
10 生活防衛
みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「大阪万博」が7位となっている。
大阪・関西万博は13日、大阪市の港湾部に位置する夢洲を会場として開幕した。「並ばない万博」を目指していたにもかかわらず、入場ゲートで行列が起きるなどハプニングには事欠かず、国内メディアでは連日のようにその模様が報じられている。開幕2日目の14日には参加国や地域が文化を紹介する「ナショナルデー」が始まり、初回は中央アジアのトルクメニスタンが伝統舞踊などを披露した。
民間のシンクタンクでは大阪・関西万博の経済波及効果も試算されており、関西地域全体の経済活動へのプラス効果が期待されている。更に、日本経済新聞電子版は14日の取引終了後に、「2030年秋ごろに日本初のカジノを含む統合型リゾート(IR)の開業を目指す大阪IR株式会社が大阪・関西万博会場の隣接地で24日から施設本体の建設工事に入ることが、14日わかった」と報じた。大阪万博関連銘柄には、大阪湾周辺に拠点を抱える物流関連企業もあり、万博フィーバーの後も投資家の関心を集めることとなりそうだ。
15日の関連銘柄の動きは高安まちまち。三精テクノロジーズ<6357>が大幅高となり、杉村倉庫<9307>や南海辰村建設<1850>、櫻島埠頭<9353>がしっかり。山九<9065>や南海電気鉄道<9044>は冴えない展開となっている。