ボーイングが決算受け上昇 FCFの赤字が予想ほど膨らまず=米国株個別
(NY時間09:58)(日本時間22:58)
ボーイング<BA> 170.87(+8.35 +5.13%)
ボーイング<BA>が上昇。取引開始前に1-3月期決算(第1四半期)を発表し、売上高が予想を上回ったほか、1株損益およびフリーキャッシュフロー(FCF)の赤字も予想ほど膨らまなかった。世界貿易の混乱により輸出が複雑化する中、苦境に立たされている同社に一定の安定性を与えた。
オルトバーグCEOは声明で「2025年はわれわれの転換点となる年だ。今後数カ月で現金収入の柱である737マックス型機の生産を、米連邦航空局(FAA)が設定した月間38機の上限まで引き上げる計画だ」と述べた。同社はその後、年後半に42機への増産を申請する方針で、これは最近のストライキと製造危機で枯渇した現金を補うのを支援する。
一方、同社はトランプ関税の影響を受けやすく、世界第2位の市場である中国への航空機納入が停止している。オルバーグCEOは以前、サプライヤーも貿易摩擦に巻き込まれるリスクがあり、コスト上昇や航空機生産の遅延を招く可能性があると警告していた。
(1-3月・第1四半期)
・コア1株損益:0.49ドルの赤字(予想:1.21ドルの赤字)
・売上高:195.0億ドル(予想:193.7億ドル)
商用航空機:81.5億ドル 75%増(予想:81.7億ドル)
防衛・宇宙・セキュリティ:63.0億ドル
グローバルサービス:50.6億ドル
・FCF(調整後):22.9億ドルの赤字(予想:34.2億ドルの赤字)
・受注残:5447.4億ドル
MINKABU PRESS編集部 野沢卓美
株探ニュース