伊藤智洋が読む「日経平均株価・短期シナリオ」 (5月30日記)
日経平均株価の5月13日以降の動きは、13日高値の3万8494円と昨日の高値3万8454円でダブル・トップを形成中か、または上昇途中の保ち合いの動きのどちらかだと考えられます。
現在が転換点保ち合いの動きへ入っているなら、目先は一本調子の下げ場面となって、一気に22日安値の3万6855円を目指す動きになる公算です。
本日は寄り付き後、すぐに下降を開始して下げ幅の大きな動きになると考えられます。
本日の価格が上昇して引けると、その動きは現時点での下値余地が限られていることを示唆します。
目先の価格が積極的に下げる動きへ入りにくいのであれば、13日以降の保ち合いは一段高を目指す準備の動きである可能性を残します。
⇒⇒ 株探プレミアムで「伊藤智洋が読むマーケット・シナリオ【週間展望】」(原則日曜日午前中)をお読みいただけます!
【伊藤智洋 プロフィール】
1996年に投資情報サービス設立。メールマガジン、株価、商品、為替の市況をネット上で配信中。「高速取引・AI・アルゴのやっかいな値動きに負けない 弱者でも勝ち続ける『株』投資術」、「勝ち続ける投資家になるための 株価予測の技術[決定版]」(ともに日本実業出版社)など著書多数。
株探ニュース